私が工場をつくった理由は、いたってシンプルです。自分でつくりたいものが、思うようにつくれなかったからです。
健康食品やサプリメントの開発に携わる中で、「この原料を使いたい」「添加物をできるだけ減らしたい」「一人ひとりに合わせてつくりたい」と考えても、既存の設備やロット、効率の条件によって断念せざるを得ない場面がありました。
つくりたいものを、
工場の都合だけで諦めたくない。
それなら、自分たちで工場をつくろう。
その決意から、2017年にメディプロ医薬を設立しました。そして2022年、一人ひとりのニーズに応えられるものづくりを目指し、群馬第一工場の操業を開始しました。
効率や大量生産だけを優先するのではなく、単一成分、賦形剤を使わない処方、添加物を必要最小限に抑える設計、小ロットやクリニック向けの個別製造など、まずは「どうしたら実現できるか」を考える。それが私たちの姿勢です。
製造会社の役割は、決められた仕様どおりにつくることだけではありません。まだ言葉になっていない構想を整理し、原料、配合、剤形、製造方法、パッケージまで一緒に考え、商品として世の中に届けることだと考えています。
これからも、前例がないことを理由に立ち止まるのではなく、新しい健康の選択肢を一つずつ形にしていきます。誰かの「こんなものがあったらいい」を、諦めずに実現できる会社であり続けます。

